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08'02/14 |
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♪〜。バレンタインデーキス♪ |
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お姉ちゃん……チョット歌が古いんじゃ |
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何を言うの、夏美ちゃん!バレンタインデーソングといえば”バレンタインデーキス”でしょ。クリスマスソングといえば”クリスマスイブ”。つまりはそういうことよ。 |
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うーん、わかるようなわからないような…。それより、歌に夢中になりすぎて調理が進んでないわよ。 |
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あら、いけない。冬也さんにばれないうちに作らないと……。 |
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おーい、春菜。腹が減ったから何か作ってくれ……って、何してるんだ? |
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わー、冬也来るな!キッチンは女のテリトリーよ!ってゆーかあんたみたいな道楽息子がキッチンに来る必要はないじゃない。どうせ料理できないし! |
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好き勝手いいやがって!夏美だって料理できないじゃねーか! |
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なんですってー! |
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まーまーお二人とも落ち着いて。すみません、冬也さん。すぐ何かお持ちしますので……。 |
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あぁ、すまん。部屋で待ってるから出来たら持ってきてくれ。 |
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ふー、一応察してはくれたみたいね冬也は。 |
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私達のご主人様ですからね。さっ、調理の続きをしましょう。忙しくなるわよ、夏美ちゃん。 |
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(そして、バレンタインデー当日) |
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ハッピーバレンタイン冬也さん。このチョコ、お口に合うといいんですけれど…。 |
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はい、冬也。私からも |
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うおー。二人ともありがとう!……おぉ、両方手作りか。珍しく夏美のも見た目がまともだぜ。 |
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……それ、ほめてるの!? |
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と、当然じゃないか夏美〜。じゃあ、さっそく夏美のからいただくぜ。(もぐもぐ) |
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……どう、冬也。おいしい? |
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ま…。 |
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ま!? |
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まじでうまい!?どうした、夏美。俺は今ものすごい奇跡を目の当たりにしているぞ!夏美の手作りが普通に食べられるなんて! |
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うーん、いまいち喜んでいいのかわからないけど、とりあえず口に合うみたいだからよかったわ。 |
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それじゃ、次は春菜のだな。これは安心して食べられるから気楽だな。 |
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どうぞお召し上がり下さい♪ |
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はむっ。(もぐもぐ…)……うっ。 |
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う!? |
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……うぇー、なんだこれは。まずいぞ!?本当にこれ春菜が作ったものか?まずい、まずいぞぉぉぉぉ。(トイレへダッシュ) |
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えーっ!?何でですかー?わ、私も一口…。(もぐもぐ) |
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んじゃ、私も。(もぐもぐ) |
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……。(しかめっつら) |
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お姉ちゃん……これはないわよ。ひょっとして歌に夢中で……。 |
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聞こえない!私、何も聞こえない!(泣きダッシュ) |
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ははは…お姉ちゃん逃げちゃった。みんなのバレンタインはどうだった?素敵なバレンタインデーであることを祈ってるわ。じゃ、またね。 |
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| つづく。 |